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テクノラボツアー

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第66回テクノラボツアー 『安全、安心、快適』を実現するための技術・研究

  • 平成22年12月17日(金)13:00~19:00(18:00からは交流会)
  • 大阪府立大学 C1棟 学術交流会館 小ホール

【日時】平成22年12月17日(金) 13:00~19:00(18:00からは交流会)
【場所】大阪府立大学 C1棟 学術交流会館 小ホール
【定員】60名
【主催】大阪府立大学産官学共同研究会
【協賛】大阪府立大学産学官連携機構、大阪商工会議所、大阪TLO、堺商工会議所

プログラム

13:00~13:30 受付(学術交流会館 小ホール前)
13:30~14:00

  • 講演Ⅰ 『高速走行体の地震時安全性』
    伊藤 智博 : 工学研究科 機械工学分野 教授

14:00~14:30

  • 講演Ⅱ 『安全・安心を支える知能化技術』
    小林 友明/井前 譲: 工学研究科 機械工学分野 助教/教授

14:30~15:00

  • 講演Ⅲ 『衝突時の動的変形特性の評価と安全性の確保』
    三村 耕司 : 工学研究科 機械工学分野 教授
  • 『食と健康 -カロリー摂取量と免疫機能-』
    乾  博 : 生命環境科学研究科 生命機能化学分野 教授

15:00~15:10 休憩

15:10~15:40

  • 講演Ⅳ 『食と健康 -カロリー摂取量と免疫機能-』
    乾  博 : 生命環境科学研究科 生命機能化学分野 教授
  • 『衝突時の動的変形特性の評価と安全性の確保
    三村 耕司 : 工学研究科 機械工学分野 教授

15:40~16:10

  • 講演Ⅴ 『食の安全と安心 -遺伝子組換え食品と私たちの生活-』
    小泉 望 : 生命環境科学研究科 植物バイオサイエンス分野 教授

16:10~17:50 ラボツアー: (見学内容は下記)

  1. 伊藤先生関連ラボ(講演Ⅰ)見学
  2. 小林/井前先生関連ラボ(講演Ⅱ)見学
  3. 三村先生関連ラボ(講演Ⅲ)見学 → 乾先生
  4. 乾先生関連ラボ(講演Ⅳ)見学 → 三村先生
  5. 小泉先生関連ラボ(講演Ⅴ)見学

18:00~19:00  交流会(サロン)

講演題目と講演概要

講演Ⅰ 伊藤智博:工学研究科 機械工学分野 教授

<題目>「高速走行体の地震時安全性」
<概要>2004年の新潟県中越地震で発生したように、新幹線などの高速で走行する車両が地震を受けた場合、脱線や転覆などを生じる危険性がある。本講演では,地震加速度、直線走行、曲線走行、乗客の有無などが転覆に与える影響について、解析により検討した結果を述べる。

講演Ⅱ 小林友明/井前譲:工学研究科 機械工学分野 助教/教授

<題目>「安全・安心を支える知能化技術」
<概要>近年、ぶつからないクルマの研究開発などが注目を集めている。自動車の衝突回避問題は古くから研究されているが実用化には長い年月を要した。今後、移動ロボットなどが社会や一般家庭に普及していくことを考えると、制御の信頼性はもちろん高度に知能化した制御系の設計手法が必要である。ここでは移動ロボットの衝突回避問題を拘束条件付最適制御問題として定式化し、実時間で最適な行動を獲得するための具体的な設計手順を示す。例えば人ごみの中をぶつからずに移動するロボットなどを紹介する。さらに、もうひとつの知能化制御手法として進化型計算による設計法を取り上げ、オンラインで知的に進化するロボットの応用事例等を紹介する。

講演Ⅲ 乾 博:生命環境科学研究科 生命機能化学分野 教授

<題目>「食と健康 -カロリー摂取量と免疫機能-」
<概要>現代は飽食の時代ともいわれ、過食(カロリー摂取量過多)が肥満やメタボリックシンドロームさらには糖尿病をはじめとする様々な生活習慣病の原因となることはよく知られている。演者らは、食と健康の観点から、過食が生体におよぼす様々な影響を調べる目的で動物実験を行った。その結果、カロリー摂取量過多がアトピー性皮膚炎やインフルエンザなど免疫系が関わる疾患の増悪化につながることを見いだしたので紹介する。

講演Ⅳ 三村耕司:工学研究科 機械工学分野 教授

<題目>「衝突時の動的変形特性の評価と安全性の確保」
<概要>車両どうしの衝突や物体の落下などによって生じる衝撃的な負荷のもとでの材料および構造体の変形特性とその評価法、また、構造体の動的不安定現象とそれに対する安全性の確保について概説します。

講演Ⅴ 小泉 望 : 生命環境科学研究科 植物バイオサイエンス分野 教授

<題目>「食の安全と安心 -遺伝子組換え食品と私たちの生活-」
<概要>食の安全、安心に高い関心がよせられている。安全は客観的に評価できるが、安心は主観的な感情に左右される概念である。日本における食の安全レベルが高まっている一方で、不安を抱く人は増えているようである。多くの場合、食品安全に関するリスクコミュニケーションが必ずしも円滑に行われていないのがその一因であろう。研究者にもステークホルダーの一員としてコミュニケーションに関わることが求められる。遺伝子組換え食品を例に取り上げ、その消費の実情と社会受容のギャップ、科学的根拠に基づいた議論の重要性について述べる。

◆参加費:
講演会及び交流会は、大阪府立大学産官学共同研究会・会員は無料。
それ以外の方は、講演会参加費 3,000円(税込)、交流会参加費 2,000円(税込)が必要となります。
※参加費は当日申し受けます。

◆申込方法:
参加申込書に必要事項をご明記のうえ、FAX、E-mail あるいは郵送によりお知らせ下さい。
また、お問い合わせフォームからのお申し込みはこちらからお願いいたします。

◆申込締切:平成22年12月10日(金)

◆申 込 先:
〒599-8531 堺市中区学園町1-1
大阪府立大学大学院工学研究科リエゾンオフィス内 大阪府立大学産官学共同研究会事務局
TEL:072-254-7947/ FAX:072-254-9206

◆交通:
地下鉄御堂筋線なかもず駅5番出口・南海高野線中百舌鳥駅下車 南東へ徒歩約15分

詳しくはこちらのご案内をご覧下さい。

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