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第128回テクノラボツアー SDGs達成を目指す~新たな事業と大学に期待される研究
- 2021年9月28日(火)13:30~17:40
- Web開催(Zoomを利用)
第128回テクノラボツアーは、「SDGs(*)達成を目指す~新たな事業と大学に期待される研究」と題し、基調講演では株式会社クボタ様からSDGsへの貢献とKESG経営の紹介、近畿経済産業局様から日本政府動向と企業に於ける取り組み状況を発表いただきます。大学から、エネルギー、環境、食料、及び都市開発に関する研究を紹介させていただきます。
大阪府立大学産官学共同研究会では、ほぼ隔月の頻度でテクノラボツアーを開催しております。新型コロナウィルスの影響で昨年度より、講演会をWeb(Zoom)にて開催しております。
第128回テクノラボツアーは、「SDGs(*)達成を目指す~新たな事業と大学に期待される研究」と題し、基調講演では株式会社クボタ様からSDGsへの貢献とKESG経営の紹介、近畿経済産業局様から日本政府動向と企業に於ける取り組み状況を発表いただきます。大学から、エネルギー、環境、食料、及び都市開発に関する研究を紹介させていただきます。
この方面にご関心をお持ちの皆様ばかりではなく、分野外の方にもご理解いただけるようにご紹介しますので、是非 ともご参加下さい。なお今回のテクノラボツアーは、りそなグループとの合同開催となっているため、産官学共同研究会の会員以外でも無料でご参加いただけます。
(*)「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
日時 | 2021年9月28日(火)13:30~17:40 |
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開催方法 | Web開催(Zoomを利用) |
定員 | 300名(先着順) |
参加費 | 無料 |
主催 | りそなグループ(りそな銀行、関西みらい銀行、りそな中小企業振興財団) 大阪府立大学産官学共同研究会、大阪府立大学工学研究科 |
協力 | 大阪府立大学研究推進機構・21世紀科学研究センター 大阪商工会議所、堺商工会議所 |
プログラム
13:00~13:30 | 受付 | 参加URLを送付された方のみご参加いただけます。 |
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13:30~13:50 | 主催者挨拶 | 古川 裕二 理事長 りそな中小企業振興財団 |
伊藤 幹 大阪公務部長 りそな銀行 | ||
藤村 紀文 副会長 大阪府立大学産官学共同研究会/ 大阪府立大学副学長 |
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13:50~14:20 | 基調講演1 | 『KESG経営 ~社会課題への挑戦~』 |
習田 勝之 株式会社クボタ KESG推進部長 | ||
【講演概要】 クボタは、創業者がコレラのまん延を抑制すべく、国内初の水道管の量産化を成功させたように、社会課題を事業を通じて解決すべく取り組んできました。本年、10年ビジョンを策定し、将来起こりうるであろう社会課題の中で「食料・水・環境」の事業領域において様々なソリューションを具現化し、それらの解決を目指します。社会価値の高い事業に挑戦し、経済価値も生み出すクボタらしいESG、つまり『KESG経営』の取組みを紹介します。 |
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14:25~14:55 | 講演Ⅰ | 『太陽光水素製造に向けた有機無機ハイブリッド材料を利用する光触媒開発』 |
堀内 悠 工学研究科 応用化学分野 准教授 | ||
【講演概要】 光触媒を利用する太陽光水素製造反応は、クリーンで再生可能なエネルギー製造技術であり、SDGsの理念に沿った有望技術の一つと言えます。その実現には、太陽光の大部分を占める可視光を吸収できる光学特性をはじめ、光触媒材料の特性を精密に制御することが求められます。本講演では、多孔性金属錯体(PCP/MOF)と呼ばれる有機無機ハイブリッド材料の構造の設計性や柔軟性を利用した可視光応答型光触媒の開発事例を紹介します。 |
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15:00~15:30 | 講演Ⅱ | 『セラミックスへのCO固定化~高い表面塩基性を有する材料群の利用~』 |
徳留 靖明 工学研究科 マテリアル工学分野 准教授 | ||
【講演概要】 SDGsの達成に向けた取り組みとして、COの固定化あるいは有用な化学物質への変換手法の開発が求められています。特に、ユビキタス元素から構成され、高い化学的安定性を有する比較的安価なCO固定化材料の活用が望ましいと考えられます。今回は、化学的に安定であり湿潤環境や水中においても材料の表面活性が失活せず、選択的にCOを捕捉・利用可能なセラミックス材料群の開発と利用をご紹介します。 |
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15:35~15:50 | 休 憩 | |
15:50~16:20 | 基調講演2 | 『SDGsをめぐる動き~企業とSDGs~』 |
足立 光晴 近畿経済産業局 通商部 国際化調整企画官 | ||
【講演概要】 2015年9月に国連で採択された2030年までの国際目標であるSDGsは、近年、社会全体で知られるようになり、経済界においても、SDGsの視点を取り入れた企業経営への関心が高まっています。ここでは、SDGsをめぐる国・行政の動向や企業を取り巻く環境の変化から、企業が如何にSDGsに取り組んでいくかについて、「中小企業のためのSDGs活用ガイドブック」の内容をもとに考察します。 |
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16:25~16:55 | 講演Ⅲ | 『養殖場における機械化・自動化・情報化技術』 |
研究推進機構 21世紀科学研究センター 養殖場高度化推進研究センター センター長 |
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二瓶 泰範 海洋システム工学分野 准教授 | ||
【講演概要】 水産分野において養殖業が重要な役割を担うようになってきている。その養殖業における自動化・情報化・機械化は喫緊の課題である。講演では養殖業を簡単に分類した後、課題解決に向けたいくつかの事例を紹介する。さらに、情報化や自動化の一例として養殖場高度化推進研究センターで取り組んでいる四胴型自動航行船を用いた養殖場における自動水質計測とAI水質予報の取り組みを紹介する。 |
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17:00~17:30 | 講演Ⅳ | 『都市沿岸域の目指す姿を探求する技術~科学に立脚したファシリテーションの試み』 |
相馬 明郎 大阪市立大学 工学研究科 教授 | ||
【講演概要】 自然資本と社会資本の融合体である都市沿岸域は、物理・生物・化学過程と社会機能が絡み合う複雑なエコシステムであり、その複雑さが目指す姿の描像を困難にします。今回は、沿岸生態系の持つ,豊かな海の回復機能,温暖化の抑制機能を例として、「生態系の数理モデル化技術」が未知なるメカニズム解明、施策の予測・評価,そして、目指す姿と行動計画の策定に向けた産官学民のコミュニケーションプラットホーム構築に貢献する可能性について紹介します。 |
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17:35~17:40 | 終了 | (挨拶、事務連絡) |
挨拶 | 山﨑 常久 専務理事 りそな中小企業振興財団 | |
事務連絡 | 三宅 知之 URA 大阪府立大学研究推進課 |
質疑応答について |
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注意事項 |
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アンケートのお願い |
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禁止事項 |
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申込み方法 |
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申込み締切 | 2021年9月21日(火) | |
問合せ先 | 大阪府立大学大学院工学研究科リエゾンオフィス内 大阪府立大学産官学共同研究会事務局 〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1 TEL:072-254-7947 E-mail:eng-ro@ml.osakafu-u.ac.jp |